派遣薬剤師の全て

転職先にドラッグストアは一つの選択肢です

2025年06月28日

薬剤師業界では、結婚・出産、キャリアップなど様々な理由から転職に踏み切る人がいます。人手不足の課題を持つ地域もあるので、薬剤師業界も豊富な求人が用意されています。求人の中でもドラッグストアに転職するメリット・デメリットを紹介します。

ドラッグストアに勤務するメリット

全国で展開されているドラッグストアは大手の寡占化が進んでいます。大手チェーンでは1店舗あたりにスタッフ数を多く配置するのが一般的です。いつでもスタッフを用意して安定した運営を行うためです。スタッフが常に確保されていれば人材不足を心配せず、いつでも休みを取ることができるでしょう。

シフト制なら平日に休みを取りやすいので休日の混雑を避けたい人には魅力的な職場です。薬局や病院などと違い、薬剤師以外のスタッフも多く勤務しています。職種が様々な人が集うとその分閉鎖的な環境になりにくいと言われています。

店舗は広く、照明が明るいので風通しの良い環境になりやすいでしょう。狭い職場の人間関係が気になる人にとっても働きやすい環境といえるかも知れません。

基本的には忙しい職場といえるでしょう

ドラッグストアには多くのメリットがありますがデメリットも生じます。ドラッグストアの多くは365日営業しています。シフト制となると土日や年末年始などは休みにくい場合もあるかもしれません。休日日数は多いですが、好きなタイミングで休めるとは限りません。

自分が好きなように休むことは難しいこともあるのは念頭に入れてください。全体の業務は豊富なので働く量も多く忙しくなります。最近は調剤併設型の店舗も登場していますが、調剤で忙しく店頭業務に手が回らないこともあるかもしれません。

通常のドラッグストアであっても、混雑時は接客業を負担に感じる人もいるでしょう。職場の特性上、求められる知識は必ずしも薬だけではありません。薬の高度な専門知識を身に着けたい人には向いてない職場といえるでしょう。店舗業務に関わることを考えてない方は病院や調剤薬局をおすすめします。

気になった人は求人や口コミをチェック

ドラッグストアは、病院や調剤薬局とは勤務内容が異なる職場です。調剤以外の業務が多いですが、メリットになるかどうかはひとによります。店舗の運営方法や接客を身に着けてキャリアアップを目指したい方にはむしろピッタリといえるでしょう。

ドラッグストアに勤務する魅力を感じたのであればまずは口コミを見ることをおすすめします。企業によって労働環境に差があるので必ずしも良い口コミばかりとは限りません。基本的な情報に加え、勤めた人にしかわからないリアルな口コミもチェックしましょう。

より好条件の求人を見つけたい方は、転職エージェントへの相談もおすすめです。非公開求人ならより条件が合う企業を提案してもらえるかもしれません。