派遣薬剤師の全て

店舗運営に関わりコミュニケーションをとれる職場

2025年06月19日

薬剤師が活躍する職場の一つにドラッグストアがあります。風邪薬や日用品など普段の買い物に訪れている方も多いでしょう。ドラッグストアは調剤併設型とOTC医薬品の販売のみを行う店舗で分かれています。最近は調剤併設型の店舗が多く展開されつつあります。

調剤薬局が併設されている場合もある

ドラッグストアというと薬をはじめ様々な商品が販売されるイメージを持ちます。しかし、通常の店舗では病院で処方される医薬品は販売しません。OTC医薬品、いわゆる市販薬にあたります。最近では調剤薬局を併設したドラッグストアも登場しました。

この店舗では医師からの処方箋に従って薬を調剤する調剤薬局も運営しています。ドラッグストアがあるため、通常の薬局よりも処方箋の内容や年代が幅広くなる傾向があります。病院に行く時間がないけど悩みを解決したいお客様も訪れています。

薬局勤務でなくとも症状に合わせた適切なOTC医薬品のアドバイスをするのが大事な業務となるでしょう。調剤業務と店頭の業務を完全に分けている店舗もあります。どちらで勤務をしたいかはっきり決まっている方はそれに合わせて求人を確認しましょう。

お客様にさまざまな商品を提案します

調剤業務がない通常のドラッグストアは接客と販売が主な業務になります。高度なスキルを生かし、お客様に最適なOTC医薬品を提案していきます。医薬品だけでなく、食品や健康食品、化粧品など扱う品目は多彩です。お客様の年齢層も大小さまざまな悩みを抱えて来店します。

ちょっとした買い物で使う方も多いでしょう。医薬品のみならず様々な商品の知識を身に着けてコミュニケーションを行う能力も大切となってきます。必ずしも薬に特化した業務ではないのがドラッグストアの特徴です。

ドラッグストアならではのメリット

勤務はシフト制であったり、店舗によっては深夜業務になることもあります。その分、ドラッグストアはほかの職場より年収が高くなっています。担う業務の幅広さが給与に反映されるといえるでしょう。中には薬剤師が在籍してないと販売できない医薬品があるため、人材確保は大きな課題です。

例え正社員でなくとも時給が3000円台になることも少なくありません。また、お客様に適した薬や商品をおすすめできるのはドラッグストアならではです。病院に行くまでもない小さな悩みも相談できるからこそ多くの人が頼りにしています。

これは。病院や調剤薬局とは違ったメリットと言えるでしょう。ドラッグストアの業務は色々あるのでマンネリ化にはなりません。接客やレジ打ちは通常の接客業と同じ力が求められています。在庫管理なども行うため、働きながら店舗運営に貢献できるのも大きな魅力でしょう。経験を積み重ねて本格的に店舗運営を任せられれば、年収1000万円も夢ではありません。